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3月26日(水)は、河内公民館で、「みんなでてつがくやってみよう」を実施しました。

こどもたちが気になること・不思議になっていることを対話しながら考える、考えながら対話するという哲学対話の時間でした。

良い時間にするためのやくそくごとはこちら。

 

ゆっくり話せるよう、他の人もその人の話を聞けるよう、

みやまくんぬいぐるみを持った人が話します。

(みやまくん、大人気です。)

今回は、3つのグループに分かれました。

小学生2グループ、中高生1グループです。

 

グループに分かれたあと、話し合う問いを決める「問い出し」を行いました。

参加してくれた小学生は1~3年生。

純粋だけど鋭い問いがたくさんでました。

 

この中から、各グループで話したい問いを決めてもらいました。

 

グループ①「なんで赤ちゃんを産むのか」(小学生)

グループ②「なんで人は死ぬのか?」(小学生)

グループ③「なんで学校にいかないといけないの?」(中高生)

 

 

グループ①では、赤ちゃんが生まれる理由をたくさん考えていました。

「赤ちゃんが生まれるとパパとママが毎日たのしく過ごせる」

「赤ちゃんがいるとお母さんはルンルンで料理ができる」

「赤ちゃんが生まれないと、人間は絶滅してしまう」

(わたしは、涙が出そうになりました)

 

グループ②では、

具体的な死因について考えた後、亡くなった後について考え、

「写真を飾ったらいいと思う」

「魚や肉も、食べて自分の中に取り込んだら生きている」

物理的に死んでいても、生きているともいえるよね、と気づきが。

 

グループ③では、

それぞれの学校へ行く意味を話し合った後、

「学校がなくなったらどうなると思う?」

「どんな学校なら行きたい?」

「学校のいいところ・悪いところって何だろう?」

論理的に対話が進んでいきました。

当日のファシリテーターは、

学習ボランティアで来られていたNPOおのみち寺子屋の大学生たちが担当してくれました。

当日の急遽お願いすることにしたのですが、こどもたちの考えを引き出す素敵な進行をしていただきました。

(改めて、ありがとうございました!)


わたし自身は各グループを周りながらでしたが、

小学生グループでは、

それぞれが、よく考え、自分の思っていることを話し、

他の人の考えを聞いて、また考えが浮かんで…

とても賑やかな雰囲気の中、大人もハッとするような考えやまったく新しい視点もあり、

一緒に参加する大人も、一緒に考えることができてとても楽しい。


中高生グループは、自分の経験を基にいろんな意見が出たり、

一つの問いから複数の質問へ広がっていく繋がりがさすがだなと思いました。

時間の都合もありましたが、私自身もっと深めたい!とワクワクする気持ちが湧いてきました。

こどもたちからは、

「難しかったけど、楽しかった」

「またやりたい!」

「みやまくん、つくりたい!」(これはイベントを企画しないと…!)

とうれしい声を聞くことができました。

 

また、必ず!

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