3月27日(金)

河内公民館にて3回目となる「みんなでてつがくやってみよう」を開催しました。

今回はあえて少人数の募集とし、一人ひとりの言葉を「ゆっくり・じっくり」味わう時間を目指しました。

 

「てつがく」といっても、難しい本を読んだり勉強したりするわけではありません。

日頃フタをしているモヤモヤや、「これってどういうこと?」という小さな違和感を、ただじっくり言葉にしてみる。

 

みんなが心地よく過ごせる場にするためのルールは5つ。

ぬいぐるみ「みやまくん」を抱えている人だけが話し、他の人はそれをじっくりきく。

ただそれだけだけど、意外と難しいんですよね。

もし先生と生徒が入れ替わったら?

自分たちが学校をつくるなら?という問いに対し、子どもたちからは様々声が上がりました。

 

「宿題はいらない!」

「式典もいらない。寒いし、じっとしてるのがしんどいから」

「制服じゃなくて好きな服がいい。お気に入りの服なのに土日しか着られないと、すぐにサイズアウトしちゃう……」

 

大人が「そういうものだ」「こういう理由があるから当然だ」と思っている決まりごとの一つひとつに、彼らなりの思いがあることに気づかされます。

 

面白かったのは、「なぜキャラクターの文房具はダメなのか」について話をしたときのこと。

キャラクターの文房具は使いたいけれど、という前提があった上で、

 

「可愛すぎて頭がおかしくなりそう(集中できない)」

「大事なものを触られたら、自分は怒ると思う。そしたら楽しくなくなる」

 

など、自分たちを客観的に見て考える意見も飛び出しました。

 

※午前の部では、見学に来られていた地域の方が当日の対話を素敵なグラフィックにまとめてくださいました!

(ありがとうございます!)

掲載の許可をいただきましたので、ご紹介いたします。

「なんで学校に行かないといけないの?」

 

午後のテーマも、いろんな問いの中から「学校」に関することに決まりました。

 

参加したみんなは「学校には行かなければならない」と考えていましたが、その理由はさまざまです。

「ろくな大人にならないため」「お金の計算ができないと損をする」といった将来への危機感もあれば、

「友達との関係を深めるため」「就きたい仕事のため」という前向きな目的もありました。

対話を進める中で、「もし学校がなくなったら、勉強はすると思う?」という新しい問いが出てきました。

その中で「しない派」の子の意見が、深く心に残りました。

 

「教えてくれる人がいない」

「目的がなくなる(勉強は学校でするものだから)」

 

「勉強=学校」というこどもたちの認識。

みなさんは、このこどもたちが持つ感覚をどう受け止めますか?

 

もちろんわたし自身が小さい頃もこの認識でした。

でも、今はそれだけじゃないとわかる。

 

 

■ 終わってみて、思うこと

 

子どもたちが自ら出す問いが「学校」に集中しているのを見て、改めて彼らの生活における学校の存在の大きさを実感しました。

 

嬉しかったことは、言葉にするのが得意な子も、そうでない子も、「自分のタイミング」で話してくれたことです。

すぐに言葉にしなくても、それぞれのペースで。

口に出しても、頭の中で巡らしても、それもそれぞれの自由。

 

「てつがく」という言葉は、堅苦しさはありますが、学問としての哲学だけじゃない、自分自身を深める場であるということ。

それを「プレイフル」な気持ちで楽しめるように。

 

まだまだ試行錯誤な部分はありますが、、

こどもたちが安心して「自分の言葉」を紡ぐ場を、これからも大切に育てていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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