先日、2日間にわたり、御調中央小学校3年生の授業を見学させていただきましたので、その様子を。

2月12日(水)

この日は朝8時半ごろから雪が舞い始め、

30分後にはこの景色に。

総合的な学習の時間で、みつぎの川について勉強していた3年生。

その中で、地域の方とともに、ホタルの幼虫を育てることに!

 

 

この日は、2日後に御調町内を流れる諸原川に放流するのを控え、

半年かけて育てた幼虫を水槽から探す時間でした。

まずは、水槽の水を抜くところから。

小石を少しずつ手に取りながら、幼虫を探すこどもたち。

4つのグループに分かれていましたが、

どのグループからも、いたー!!先生みてー!!と嬉しそうな子供たちの声が。

ホタルの幼虫を探す中で、餌であるカワニナを食べる幼虫の姿を発見!こどもたちも(わたしも)興味津々です。

 

実際に放流するのは2日後。

餌がなくならないように、カワニナも一緒に別の水槽にいれておきます。

その中で、1日にどれくらい食べるんだろう~と新たな疑問が出てくる児童もいました。

2月14日(金)

いよいよ、ホタルの幼虫を放流する日がやってきました。

まずは、校内にある、ビオトープへ。

一人一匹ずつ、そーっと水の中に。

偶然、小学校見学をしにきた園児さんたちと遭遇。

幼虫を見せてあげる3年生たち。

ホタルの幼虫って、見る機会ないですよね。

さあ、いよいよ、幼虫を放流する諸原川へ。

小学校からは歩いて10分かからないところです。

(こんな身近にホタルが飛んでいるなんて、とっても貴重だなぁと思います。)

放流ポイントはこちら。

カワニナの餌となるクレソンが生え、カワニナもたくさん生息している場所です。

こどもたちはここでも、一匹ずつ丁寧に、川へ放流していました。

 

町内では、諸原川の他にもいくつかの場所でホタルをみることができます。

以前より数は減っていしまっているとのことですが、

地域の方が、そして地域の子どもたちが、ホタルがたくさん飛ぶ御調町にしようと日々取り組まれています。

 

ホタルが舞うのは、6月頃。

地域の方が主催する「ホタルまつり」も開催されるんだとか!

こどもたちが育てた幼虫が、諸原川を舞う様子を見るのが楽しみです。

家族でみつぎぐらしを始めました。
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